愛知県豊橋市 介護住宅 新築・リフォーム【介護を助けてくれる家】補永設計事務所 › 介護住宅知恵袋 › 

介護を受ける・介護をする側にとって使いやすいお手洗い・トイレ

2017年03月30日 17:19  カテゴリ:介護住宅知恵袋

介護を受ける・介護をする側にとって使いやすいお手洗い・トイレ

介護住宅を得意としている建築士、補永です。
介護施設の設計に係わった経験から、
介護を助けてくれる住宅のポイントをお伝えしています。

今回は、トイレについてのポイントをお伝えします。

【介護を受ける・介護をする側にとって使いやすいお手洗い・トイレ】

 

1.トイレは空間としてスペースがあまり確保されていないことが一般的です。

  実際、その狭さが落ち着くという人も多いですね。

  しかし、介護が必要になってことを考えると、十分なスペースを確保しておきたいです。

 

2.使い勝手を考えると、入り口の扉は引き戸が便利です。

  内開きの扉だとトレイ内に倒れた時には、外から扉が開かなくなってしまいます。

  外開きの扉だと扉を開けるのに手前に引くためにスペースが必要になります。

 

3.トイレで健康チェックをする場合は、便器は白で照明をある程度明るめがいいです。

 

4.夜中に起きてトレイに行った時、ぱっと照明が付き急に明るくなると眩しいですよね。
じわっと点灯する器具が販売されていますので、そういった器具を活用することで、
眩しさを軽減することが可能です。

 

5.私は、これからは家の中で温度差が生じない住宅づくりが大切だと思っていますが、

  いままでの住宅は、トレイの冬場は寒く、夏場は暑い場所で不快に感じることも少なくありません。
  そのよな場合は、小型の扇風機や暖房器具を置くスペースやコンセントが必要になってきます。

 

6.これから家を建てる人にとっては、将来の生活を見据えた、
  例えば介護を受ける・介護をすることが必要になった場合を想定した「お風呂、洗面所、トイレ」
  をひとつの空間と考え方もあります。



 以上、介護住宅のトイレについてのポイントをお伝えしました。
介護住宅を設計するときは、こういった点に気を使っております。
介護をする人、受ける人どちらにもやさしい住宅をお考えの方、
ぜひ一度ご相談ください。


同じカテゴリー(介護住宅知恵袋)の記事画像
高さの変えられる洗面化粧台
バリアフリーの平屋建て住宅(玄関廻り編)
バリアフリー平屋建て住宅(廊下)
今日は、住宅省エネルギー講習会でお勉強
愛知県が勧める「木造住宅無料耐震診断」に行ってきました
ほんとは安いエコハウス
同じカテゴリー(介護住宅知恵袋)の記事
 高さの変えられる洗面化粧台 (2021-02-19 15:47)
 バリアフリーの平屋建て住宅(玄関廻り編) (2020-09-15 09:41)
 バリアフリー平屋建て住宅(廊下) (2020-04-09 17:11)
 今日は、住宅省エネルギー講習会でお勉強 (2017-10-05 21:54)
 愛知県が勧める「木造住宅無料耐震診断」に行ってきました (2017-09-09 15:33)
 ほんとは安いエコハウス (2017-08-16 18:22)

Posted by 補永 │コメント(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。