介護住宅を得意としている建築士、補永です。
介護施設の設計に係わった経験から、
介護を助けてくれる住宅のポイントをお伝えしています。

今回は、和室についてのポイントをお伝えします。

◆和室の醍醐味
１．シーンによって、食卓になったり、居間になったり、寝室になったり、
　　客間になったりそれぞれの生活スタイルに合わせて、多様に変化ができる空間。

２．なんと言ってもゴロンと横になれる！！
　　（私の自宅の居間は畳です）

３．フローリングに比べて床が柔らかい畳は、
　　日常生活を送る上で膝に掛る負担が少なく体に優しい。


　


訪日外国人が急増するなど、日本の良さが改めて見直されている昨今、
「和」テイストのホテル（「星のや東京」など）に人気が集まっています。
「とりあえず洋室」「何となく洋室」と思われる方は、「和室もちょっと見てみようかな」
って見てみるのもいいかもしれません。

以上、介護住宅の和室についてのポイントをお伝えしました。
介護住宅を設計するときは、こういった点に気を使っております。
介護をする人、受ける人どちらにもやさしい住宅をお考えの方、
ぜひ一度ご相談ください。