介護住宅を得意としている、建築士、補永です。

補永設計事務所では、工事に入ってからも
施主の要望が工事に反映されているか
介護をする人、受ける人の目線にたてているか
など、現場の進捗状況を定期的にチェックしています。

今日は、足が弱くなったお母さんのため
　玄関アプローチの改修工事をお届けします。

　　　　　
　　　　　　　改修前　　既設アプローチ　敷石による段差あり

　今回は、駐車台数を増やす目的と、
　玄関までのアプローチが敷石による段差があり、
　足の弱くなったお母さんの外出に不都合が生じてきたための改修です



　　　　　
　　　　　　　施工途中　　敷石をなくし地盤の調整中

　前面道路が通学路だということもあり、
　地震等で倒壊してはいけないので古くなったブロック塀は解体しました。
　また、アプローチまでの敷石を撤去したところ。



　　　　　　　
　　　　　　　完成　　アプローチ床をコンクリートで段差をなくしました

　想いでのある南天の木と金木犀の木を残し、
　古いブロック塀をアルミのフェンスに取り換えました。
　駐車場とアプローチの床はコンクリートで、
　すっきりとした印象にして
　機能性と一体感を持たせてあります。
　これでお母さんも安心して出かけられますね。　

以上、玄関アプローチ床の段差解消の現場からお届けしました。

介護住宅を設計するときは、こういった点に気を使っています。
介護する人、受ける人どちらにもやさしい住宅をお考えの方、
ぜひ一度当社にご相談ください。