2018年06月01日 09:56  カテゴリ:現場ブログ

基礎配筋検査 浮き型枠施工

介護住宅を得意としている、建築士、補永です。

補永設計事務所では、工事に入ってからも
施主の要望が工事に反映されているか
介護をする人、受ける人の目線にたてているか
など、現場の進捗状況を定期的にチェックしています。

今日は、基礎の配筋検査

   基礎配筋検査 浮き型枠施工

 きれいに配筋されていますね。
住宅性能保証の検査員の検査も何事もなく

 「合格」 です。

そして3日後、


   基礎配筋検査 浮き型枠施工

 あれっ、まだ基礎コンクリート打設してませんね
その代わりに外周の型枠の中に間仕切りの型枠が増えてます。

子の型枠は、「浮き型枠」と言って、
型枠を浮かして設置しています。
と言うことは、型枠を設置するのに
型枠保持金物を使ったり、型枠設置にとても手間と時間のかかる仕事なんですね。

そんなことから今では、工期や型枠やさんの手間を優先して
先に基礎のベース部分を先にコンクリートを打設して
後から立ち上がり部分を打設するのが一般的です。

それでは なぜお金もかかり手間のかかる方法で型枠を組んでいるのか?

それは、基礎コンクリートを一体で打設するため です。

やはり2回に分けてコンクリートを打設するより1回で打設した方が

打設の継ぎ目ができず強度が安定するため、
打設の継ぎ目からの漏水を恐れをなくすため等々

メリットは十二分にあります。

何事にも 基礎は重要な部分ですからね。

以上、現場からお届けしました。

介護住宅を設計するときは、こういった点に気を使っています。
介護する人、受ける人どちらにもやさしい住宅をお考えの方、
ぜひ一度当社にご相談ください。


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